記録帳

日常の体験と、読書、映画の感想を主に書きます。

おせちとか・・・

おせち、比べてみました。

この3年ほど年末年始は親たちの介護で忙しく、作る余裕がなかったのでおせちは買うことに決めています。あとは、筑前煮とお雑煮を作るくらいです。

 

3年前から買っているのは、楽天のNO1おせち、

「博多久松」の三段重ね(15,800円)

実物

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これは来客用で、余ったらおじいさんの三が日の食料になります。

三年前買った時は、冷凍だなんてどうだろうと心配でしたが、解凍すると普通に美味しく、上品な料亭の味でしたのでびっくりしました。

 

今年初めて買ったのは、夕食宅配サービス「ヨシケイ」の

豪華こだわりおせち二段、14,580円 ・・・

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冷蔵で、今日届きましたが、ちょっと期待はずれですね。(素人っぽい・・・)

これなら私にだって作れます。

 

というわけで、来年はネット注文のおせちを2セット取り寄せることにします。

 

 

2011年に自分で作ったおせちの写真がありました。

八幡巻きやテリーヌなどは市販のものですが、さばの昆布巻き、田作り、栗きんとん、黒豆など後は全部手作りです。

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こういうものを3セットと、オードブル、サラダ、フルーツの盛り合わせなど沢山作っていました。親戚が大勢集まっていたのです。

ところが、どんなに手間暇かけて作っても、若い人たちには不人気で、彼らはもっぱら揚げ物やハム、手巻き寿司などをがっつくだけなのでがっかりでした。

お義母さんが亡くなってからはそういう集まりをしなくなったので、正直なところほっとしています。おせちを作りつづけて20ウン年たってからやっと気がついたのですが、

私は料理が苦手です。

おせちも嫌いです。

私は奴隷じゃないー!

毎年、紅白を観る暇もなく徹夜でおせちを作っていましたが、もう絶対作りません。

おせちは買うに限ります。

クリスマスリース&お正月飾り

テレビでNHK 「素敵にハンドメイド」「自然素材を楽しむ クリスマスリース&お正月飾り」をたまたま見ておりましたら、柳のリースを作っておりまして、

「おっ、柳だったらうちの裏にワンサカ生えてるじゃないの。」と思いまして、早速採ってきて真似してみました。

 

うっかりと敷地の隅に柳を植えたのはいいんですが、繁殖力がすごくて、切っても切っても切り株から新しい枝が出てきて、あっという間に大木になってしまいます。

柳なんて、屋敷内に植えるものじゃないようですね。

 

それはともかく、クリスマスリースはこんな感じです。

針葉樹はヒバがなくって間に合わせですが、多分これはヒノキだと思います。

月桂樹はありますが、サンキライはなく、センリョウとツルバラの実で代用しました。

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これを、お正月飾りに変えると、こうなります。

今年は南天の実が不作なので100均で買った作り物です。

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あまりぱっとしませんが、ハンドメイド感がなかなかいいのですっかり気をよくして、

外の方もチェンジしました。

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 下駄箱の上はこんな感じでしたが・・・(ほぼ100均です)、

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昨年のお正月飾りを再利用し、葉牡丹を二つ買って来てセットしますと、

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 賑やかになりました。

山茶花水仙、松の枝は庭から取ってきたのをコップに挿して入れてあります。

100均って便利ですよね。

 

王子のその後

ま、どうでもいい話なんですが・・・

うちのおじいさんが入院中なので、その隙に毎日あっちの家の大掃除をしていて、もう手が荒れちゃって大変です。

ストレスが溜まって、真面目に読書の感想文など書けそうもないので、どうでもいい話をひとつ書いておきます。

 

あれは、13、4年も前のことだったと思います。

ある夕方、ニュースを見ようとTVをつけたところ、学芸会の王子様の格好をした青年が映っていて、「あおやま王子で~す。」と、まるで往年の藤山寛美演じるアホぼんの口調そっくりに喋っていたので、てっきりNHK教育の子供番組をつけてしまったと勘違いして慌ててチャンネルを変えました。ところが、チャンネルを変えまくって判明したのですが、それは子供番組などではなく、広島のTV局のれっきとした情報番組でした。

夕方の情報番組に、王子様の衣装を着て、王冠(金紙を貼った厚紙製)を被ったアホぼんが出てるってどういうことよ?

私はしばし唖然とし、我が目が信じられなくなり、小学生の娘を呼んで確認してもらったくらいです。それは幻ではなく確かに存在していました。たいへんシュールな光景でした。

さすがに子供は適応力があります。「なにこれ?」と一瞬怯みましたが、その後は当たり前のことのように受け止め、「いいんじゃないの?」と言うと、さっさと2階に上がってしまいました。

 

あおやま王子はその後もちょくちょく出没し、アホぼんの口調でTV局内を案内し、同僚アナウンサーに出くわして「お前よく恥ずかしくないなあ」と真顔で言われたり、アナウンサーの新人研修を突撃取材してイビったり、どうやら偉い人らしい上司に変な質問をして困らせ、「後で憶えておけよ」と凄まれて半泣きになったり、ゲスト(ひろしま美術館の副館長とか)を呼んで、相手の邪魔ばっかりするインタビューをしかけたり、もう、ロクなことをやってなかったのですが、私はまるで、出来の悪い子が出ている学芸会を見守る親のようにハラハラドキドキ、毎日大変スリリングな思いでその夕方の番組を見ていました。

「この子は、こんなに滑舌が悪くてやっていけるのだろうか・・・」と、ついよけいな心配までしてしまいました。

 

そうしたら、ぱたっと王子の姿がなくなり、「あれ、もしや、やりすぎて粛清されたのか?」と娘と噂をしていたら、ある日王子がちゃんと背広を着て、ニュースを読んでいるではありませんか!しかも、ちゃんとはっきりとアナウンサーみたいにです。

驚いて、「ちゃんと喋れるんだー!」と言うと、娘が「そりゃあ、アナウンサーなんだから当然でしょ。」と言ってまた向こうに行ってしまったので、私はまじまじとあおやま王子の顔を眺め、何だか、身内に不幸でもあったかのような悲愴な顔をしていたので、「やっぱりやり過ぎて怒られたに違いない。」と思いました。

その後しばらくは、あのアホぼんの王子が難しいニュースをすらすらと読んでいるというギャップに感心したり、なぜか誇らしい気がしたりしながら惚れ惚れと眺めていたのですが、またいつの間にか見かけなくなってしまって、「もしや、ほんとに粛清されたのか?」と思いました。

 

そして月日は流れ、次に発見した時、王子はラジオの番組を持っていました。

その頃にはネットが普及していたので、ふと思いついて名前を検索すると、王子は「秘密の音園」という番組でパーソナリティーをしていることがわかったのです。ネットでも放送が聴けたのでつけてみると、ニュースのアナウンサーの面影はまったくなくなっていて、あおやま王子のハイテンションをさらにパワーアップさせたようなノリで、私はついて行けませんでしたが、とっても楽しそうだったので「よかったね。」と思いました。その番組で王子は、ギャラクシー賞ラジオ部門のDJパーソナリティ賞を受賞したそうです。しばらく見ないうちに随分精進されたようで感慨深い思いでした。

 

そして、今、また王子は TVで活躍しています。

イマなまっ! | RCCテレビ

なんだか、1年に1度くらい会う親戚の子みたいな感じで、とても他人とは思えません。

青山高治アナウンサーには、今後もぜひ活躍していただきたいと思っております。

フットライト

たった2週間の命でした・・・

先日、このフットライト(常夜灯)を買いました。

 

ミルグラス モザイクコンセントランプ 

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中の電球を明るいLEDに変えて、毎夜「かわいい!」と和んでいたのですが、掃除機のコンセントを差し込む時、うっかり落として割ってしまいました。

残念です。

今度は割れないように、和紙とかのランプを買おうかと思いましたが、勿体無い気もします。

 

電球本体を再利用することにして、ランプシェードの代わりになるようなものはないかといろいろ考えました。

上記のチューリップを参考に、四苦八苦しながら100均の和紙でシェードらしきものを作ってみたのですが、

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パッとしません。

 

そこで、またまた100均に行って、いろいろな素材を物色しましたら、インテリアコーナーの造花などが置かれているあたりに、ラタンで編んだ小さな飾り物がありました。

電球をねじ込んでみると、簡単にはまります。

これです。

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なかなかいい感じです。

2個入って100円ですから、50円ってことです。

落ちても割れる心配もありません。これで電球が無駄にならずに済みました。

 ところで、まったく関係ない話ですが、上記の画像を並べてアップするために、HTMLを使いました。こちらを参考にしました。ブログで画像を横に2つ並べる方法 - ブログ | 【OKWAVE】 

羽毛布団のリフォーム

羽毛布団は丸洗いできますが、

それでもダメならリフォーム

約20年前に家を新築した時、家族みんなベッドにしました。

ついでに掛け布団もみんな軽い羽毛布団に買い替えました。

冬が終わると、コインランドリーに持って行って丸洗いするのですが、やはり安いものから順に痛みが目立ってくるので、数年前から順繰りに、羽毛布団専門のリフォームに出しています。

今回リフォームに出したのは夫の布団です。さすが高かっただけあって、今までよく持ったものですが、これ、真綿(絹)のキルトと羽毛がサンドされてるのです。真綿なんて、そう度々じゃぶじゃぶ洗うわけにはいかないじゃないですか。厚いカバーを掛けて大切に使ってたのですが、生地の色あせや汚れが目立って来て、そろそろ限界でした。

 

リフォームに出したのは、楽天市場で選んだこちらのお店。

www.rakuten.co.jp

丸洗いに適した、ウォッシャブル加工の生地にし替えました。

ダブル⇒シングルで44,800円です。高いと思われるでしょうか。

でもこの布団、元は14万円のシロモノなのです。

これを、地元の大きな布団店に買いに行った時、若い店員さんが、「どうせ、冷やかしだろう」という嫌そうな顔を隠そうともせず、2階の高級布団売り場を案内し、「こちらは38万」「こちらは50万」などと上の空で説明しながら「とっとと帰れ!」と言わんばかりの馬鹿にした顔だったのに、「お値段も手頃なので、こちらにします。」と言った途端、手のひらを返したように丁重な口調になったのでびっくりした記憶があります。

その時私は、夏だったので、ヨレヨレのTシャツとホットパンツを履いていて、見るからにビンボー臭かったのでした。「高級品を買う時は、それに見合う身なりをして行け」ということを、この時肝に銘じました。

 

そのような思い出深い布団でしたし、中の羽毛も上等なもので、へたっている感じが全然しなかったので、買い換えで捨てるには惜しかったのです。あと20年は使う(いえ、使ってもらう)つもりですので、安いものです。

 

約1ヶ月かかって帰ってきた布団はフワフワの清潔なものになっていました。

http://item.rakuten.co.jp/artmac/c/0000000348/

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ベッドバランスタイプというのは、中央にボリュームを持たせ、端の方は薄くしてゆく仕立て方です。

夫は寒がりなので、今まで、セミダブルのベッドにダブルの掛け布団を掛け、その下には吸湿発熱肌布団モイスケアカタログハウス)も掛けていました。更に厚い毛布を出してくれというのを止めて、出来上がってきた羽毛布団に、最近流行りのあったかフワフワ掛カバーをかけると「寒い」と言わなくなりました。

どうだ!

しかし、子犬じゃあるまいし、あんなフワフワ、もこもこの布団でよく寝れるものです。

私なんか、重い布団には我慢できなくて、羽毛も通り越して今は専ら化繊です。最近は犬が一緒に寝るので湯たんぽもいりません。エコです。

絵のこと その10

高木志朗「冬の津軽路」

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しばらく前からこの版画を掛けています。

これもシートのみの販売でしたので安くて、落札価格は5,645円でした。

額は、ガラスが破損した楓の絵のものを再利用し、アクリル板、マット、裏板、厚紙をネット注文しただけでしたので、少しは安上がりでした。

よい絵なんですけどねえ、どうも寒々しくて、じっと見ているとしんしんと冷え込んでくる気がするのです。そこでマットの色を、いつもの薄卵色ではなくて、ちょっとベージュがかった暖色にしてみました。「雅くちなし」という色です。

マット新色 | 額縁通販・画材通販のことならマルニ額縁画材店

いつも額やマットを買うのはこちらのお店です。ここにはフレームシミュレーターやマットシミュレーターがあって、写真に撮った絵の画像をはめ込んで、いろいろ試してみることができます。

 

ベージュ系のマットにしただけで随分感じが違います。

寒風吹きすさぶ景色を、暖かい家の窓から眺めているような感じがするではありませんか。これで、安心して玄関に掛けておけます。

 

 

 

おじいさん骨折

連休中、夫が旅行に行き、私がミステリー三昧していた頃、

おじいさんは、骨折して寝込んでいました。

 

家の前の溝を掃除しようとして足を滑らせ、くるぶしのところを強打して歩けなくなったため寝ていたと言います。

水曜日に実家で、やれ頭が痛いの歯が痛いのという母の愚痴を聞いていたら、うちの娘から電話があって、「おじいさんが足が痛くて歩けないらしい。」と言うので初めて知りました。娘はその時お米を貰いに来ていたのです。

連休中、煮物を持って行った時、電気は付いていないし、人の気配がしなかったので、私はてっきり温泉かどこかに出かけているのだとばかり思っていました。おじいさんも旅行好きなのです。ところが、その時おじいさんは寝室で布団を被ってずっと寝ていたのです。

 

すぐに帰って、「病院にいきましょう。」と言うと、「湿布を貼ってもらったら痛みがなくなったから行かなくていい。」と動こうとしません。「骨にヒビが入っているかもしれませんよ。レントゲンを撮ってもらいましょう。」と言うと、「前、骨にヒビがいったことがあったけど、寝ていたら治ったから大丈夫。」と言って、私が買って帰ったお弁当をもりもり食べてまた寝てしまいました。おじいさんは溝に落ちてから3日ほど、蒸かしたさつまいもとじゃがいもと、カップ麺を食べてしのいでいたのでした。

 

いかに言おうとも、あの腫れ具合は尋常じゃないと思い、「湿布薬も病院でもらえば安いですよ。」と説得して、次の日整形外科で見てもらったら、足首の腓骨がポッキリと斜めに折れていたことが判明しました。そして手術が必要だということで、総合病院の整形外科を紹介され、すぐその翌日(つまり昨日)、プレートで固定する手術を受けました。CTを撮ると、前骨折して治ったところがあって、関節にカルシウムが沈着しているので、「痛くないですか?」と聞かれましたが、おじいさんは「全然痛いことはありません。」と答えていました。ずーっと、「寝ていれば治る。もう治りかけている。」と言い続けて、いろいろな人に笑われました。

 

おじいさんの骨は丈夫で綺麗なので、きっと早く治るだろうということでした。

しかし、自宅に帰る前にリハビリをしなくてはならず、リハビリ専門の病院に転院する必要があるそうです。うわー、ちゃんとおとなしく転院してくれるだろうかとちょっと不安に思いました。でも、家に帰ったら絶対、米俵を担いで歩くに決まっているので、完治するまではおとなしく入院していてもらわなくっちゃいけません。

 

という訳で、私はまた冬のパジャマを買ってきて、ウエスト、袖丈、ズボンの裾を直す作業に追われました。おじいさんの冬のパジャマはみんなスウェットなのですが、スウェットのズボンはギブスが通らないのです。チクチクやっていると目眩がしてきたのでとうとう堪忍袋の緒が切れて、ミシンを買い変えに量販店に駆け込みました。そして13000円のミシンを買って、悪戦苦闘しながらやっとこさ一晩かけて直し、今日持って行ったところです。おじいさんはすっかり元気で、帰りたそうにしています。

 

夫はお見舞いにも行かず、今日は広島の親戚を訪ね、牡蠣とミカンを買いに行く予定です。きっと、サメみたいにいつも泳ぎ回っていないと窒息して死んでしまうんだと思います。