記録帳

日常の体験と、読書、映画の感想を主に書きます。

小説 高殿円「上流階級 富久丸百貨店外商部」

著者は、TVドラマにもなった「トッカンー特別国税徴収官ー」の原作者ですが、私的にはこちらの方が面白いと思いました。 上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部 | 高殿 円 | 本 | Amazon.co.jp すごく面白かったし、百貨店の外商というのがどういうものかよ…

森博嗣 「すべてがFになる」

昨年は森博嗣の小説を集中的に読みました。 「ヴォイド・シェイパ」シリーズを読んで、「スカイ・クロラ」に似た雰囲気にすっかりハマってしまったのです。それで何冊か読みふけった後、未読だった「すべてがFになる」も今こそ読まなくっちゃと、文庫を買っ…

キャロル・オコンネル「マロリーの神託」

連休は読書三昧をして過ごしました。 夫は旅行好きで、休みの日には必ずどこかに行かないとストレスが溜まって死にそうになる人です。ところがここ数年、私がどこにも行こうとしないものだから、以前はヤイノヤイノと言っていましたが、最近はすっかり愛想を…

Kindle読書中

使い勝手がよいです。 Kindle端末が届き、現在「ウール」上下、「シフト」上下「ダスト」・・・と夢中で読んでおります。 www.amazon.co.jp 迂闊にも、KindleはWi-Fi接続ということを知らずに買ったので、最初どうしようかと思いました。今までKOBOでは、専…

Amazonの電子書籍がPCで読めるようになりましたね。

今更なに言ってるのかって話ですが・・・ つい最近気がついたのですが、アマゾンの書籍を物色していたら、注文のタブの下に「無料サンプル」というのがあるじゃありませんか。どうやって読むのかと思っていたら、パソコンでKindleが読めるアプリケーション(…

ミステリー  マイケル・シェイボン「ユダヤ警官同盟」

「境界線の知者」 NHK 100分de名著「旧約聖書」を見て思い出したことのもう一つは、「ユダヤ警官同盟」(新潮文庫)の中で描かれたハシディズム派のことです。 ハシディズムとは、ユダヤ教徒の中でも特に厳格に伝統を守ろうとする人たちで、いわば超保守…